重度の肺炎などを引き起す新型コロナウイルスは、SARS(サーズ)やMERS(マーズ)と同じコロナウイルスの仲間です。
コロナウイルスはヒトや動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスですが、今回のウイルスは既知のウイルスと一致しない新型のコロナウイルスでした。
ヒトに感染するコロナウイルスは、すでに6種類が知られています。そのうち4種類は一般的な風邪の原因となるウイルスで、ヒトに日常的に感染し風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占めるといわれています。
残りの2種類は、重度の肺炎の原因となるSARS(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS(中東呼吸器症候群コロナウイルス)です。
2019年末、中国で見つかった新型のコロナウイルスは、これら6種類に当てはまらない新しい型です。
ちなみにコロナウイルスを顕微鏡でみると表面に突起がみられます。これが王冠に似ていることから、ギリシャ語で王冠を表す「コロナ」にちなんで名づけられました。
(参考サイト:国立感染症研究所「コロナウイルスとは」より)
「COVID-19」(コヴィッド19)とは病名を指し、日本では「新型コロナウイルス感染症」といいます。
語源は「Corona virus disease 2019」からで、これを短縮して表しています。
また、ウイルスの正式名称は「SARS-CoV-2」で、SARS(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)の姉妹種であることから名づけられました。
2019年 12月
2020年 1月31日
中国本土での発症者:9,782人 / 死者:213人
しかし、この時日本ではまだ「対岸の火事」として傍観していた
2月 3日
3月11日
WHO(世界保健機関)テドロス事務局長が、新型コロナウイルスは「パンデミック」と表明
3月24日
30日
4月 7日
30日
今後は、新型コロナウイルスと共存しながら暮らす【With CORONA】生活が当分続くと思われます。
こうした状況の中だからこそ、私たちは新型コロナウイルスを無駄に恐れるのではなく正しく知ることが必要です。
そのうえで一歩すすんだ感染対策として【ジア アクア】の有効利用をご提案いたします。
しかし、この構成要因のうち1つでも欠ければ感染は起こりません。
つまり「感染予防」とは、これらの要因に働きかけ、輪がつながるのを防ぐことで「感染を断ち切る」ことです。
また、その方法には「回避」と「無効化」があります。(後述の新型コロナウイルスからの「回避」と、新型コロナウイルスの「無効化」を参照ください)
☆ 触れただけでは感染しません ☆
#ウイルスが手や顔、皮膚や服など、身の回りに付いただけで感染する事はありません。
#ウイルスを何らかの方法で「口」「鼻」「目」に運び、取り込んで初めて感染リスクが高まります。
< 感 染 経 路 >
(1)接触感染
感染者と握手などで接触、または何かに付着した#ウイルスを、体内に取り込むことにより感染すること。
(2)飛沫感染
#ウイルスを含む飛沫*1 を吸い込んだり、目や鼻などの粘膜に付着することにより感染すること。
(3)空気感染(エアロゾル感染)
#ウイルスを含む飛沫核*2 を吸い込んだり、目や鼻などの粘膜に付着することにより感染すること。
☆「飛 沫*1」:
咳やくしゃみによって飛び散る直径5µm(マイクロメートル)以上の大きさを保った状態にある水分を含んだ液体の粒子のこと
☆「飛沫核*2」:
飛沫から水分が蒸発して直径5µm以下の大きさになった軽い微粒子のこと
○ エアロゾル :